museo blog 東京の美術館案内

sabato, febbraio 12, 2005

Idemitsu Museum of Art

Genji-e The world of brilliant aristocracy
出光美術館
IDEMITSU MUSEUM OF ARTS
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
(出光専用エレベーター9階)
9th Floor, Teigeki Bldg., 3-1-1 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
交通:JR『有楽町駅』下車 国際フォーラム口より徒歩5分
    地下鉄三田線・日比谷線・千代田線『日比谷』下車
    有楽町線『有楽町』下車 帝劇方面出口より徒歩5分
TEL:ハローダイヤル 03-5777-8600(展覧会案内)

華やかなる王朝の世界 源氏絵
2005.1.8 sat - 3.6 sun


開館時間
火曜〜木曜 10:00〜17:00
金曜    10:00〜19:00
日曜、祝日 10:00〜17:00
入館は閉館の30分前まで

入場料金
          個人    団体(20名以上)
一般        800円   600円
大学・高校生    500円   300円

【評価 ☆☆☆☆☆】
荷物を預けるロッカーがエレベータ前にあり、無駄がない。小さいながらミージアムショップもある。
展示内容にもよるが、今回の源氏絵はすばらしく満点を付けたい。特に桃山時代制作の『伝 土佐光吉』作の源氏物語図屏風が圧巻。源氏物語のそれぞれの章のついた絵が六曲一双にまとめられている。そのタイトルを眺めながら、源氏の物語を思い浮かべるのはとても優雅で贅沢な時間だ。

土曜日の午後訪れたので、いくぶん混んでいたが、それでも作品展示があちこちにあるので、屏風の前に佇んでゆっくりと眺めることができた。この源氏物語図屏風は室町、桃山、江戸と多くの画家たちによって描かれているが、それはやはり源氏のもつ雄大な構想力だと思う。

平安時代の女流作家が描いた小説の一場面をその後、画家たちが命がけで描いているのである。源氏は宮中にまつわる話だから、雲はみな金色だ。特に若紫を発見する場面は皆が描いている。西洋の受胎告知のような存在である。

ひととおり見て回ると朝夕庵という茶室もある。その前には皇居をのぞむお堀端の風景が広がっていて、給茶器による無料の湯茶のサービスもある。

venerdì, febbraio 11, 2005

Bridestone Museum of Art

ブリヂストン美術館
〒104-0031東京都中央区京橋1丁目10番1号
電話:03-3563-0241

印象派と20世紀の巨匠たち — モネ、ルノワールからピカソまで
2005年1月25日(火)- 7月10日(日)(臨時休館日:4月17日(日)


開館時間

火曜〜土曜 10:00〜20:00
日曜、祝日 10:00〜18:00
入館は閉館の30分前まで

入場料金
         
          個人    団体(15名以上)
一般         800円   600円
シニア(65歳以上)  600円   500円
大学・高校生      500円   400円
中学生以下      無料(特別展を除く)

ティールーム ジョルジェット
営業時間 11:00〜18:00
コーヒー紅茶 各600円、お替わり自由、ケーキセット 900円

【評価 ☆☆+1/2
荷物を預けるロッカー(無料)あり、トイレもウォッシュレット完備できれい。
コ ンパクトにまとまっていて見やすいが、鑑賞する椅子が足りない。ロビー付近にも椅子がなく、ロッカールームに坐るスペースがあるが、こちらは荷物の入れ替 えなどに使うしかない。作品を鑑賞しながら、好きなだけ休める場所や、感想をメモしたり、案内パンフを読んだりする場所が欲しい。

ピエール・ボナール ベェルノン付近の風景 
Pierre Bonnard     Landscape near verson
アンリ・マチス   縞ジャケット
Henri Matisse     Striped Jacket
藤田 嗣治     横たわる女と猫
Tsuguharu Fujita    Reclining woman and a Cat

意欲的な企画展が多く、今回の印象派展は、目玉の作品には欠けるが全体によくまとまっていた。東京駅から歩いて8分くらい。アクセスもよい。

domenica, febbraio 06, 2005

The National Museum of Modern Art, Tokyo

東京国立近代美術館
美術館
  TEL 03-3214-2561(代表)
東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分

観覧料(所蔵作品展)

一般: 420円(210円)
大学生: 130円(70円)
高校生:70円(40円)
小・中学生、65歳以上: 無料

開館時間
午前10時〜午後5時
金曜日は午後8時まで開館
無料観覧日 毎月第1日曜日:「所蔵作品展」のみ

アートライブラリ
開室日:火〜土曜日
開室時間:10:30-17:00 受付は16:30まで


レストラン: クイーンアリス・アクア

日替わりランチ1,000円(スープ・デザート付き)、1,900円(オードブル・スープ・デザート付き)。他にア・ラ・カルトあり。木曜日・金曜日・土曜日のディナーは予約可能。 席数約60席。定休日 月曜日

ミュージアム・ショップあり

2005年1月12日(水)—2月27日(日)
河野鷹思のグラフィック・デザイン——都会とユーモア
Graphic Designs of Takashi KONO

【評価 ☆
九段下から北の丸公園を抜けて竹橋に出る。左手には工芸館、右手の緩やかな坂道を下って行くと、国立公文書館の並びにある。

展示室に入る前に、無料のロッカーに荷物を預けた方が便利だ。4階建てでまず4階から見るようにと教わった。4階にはお堀の見える休憩室があって、飲み物の自動販売機が置いてある。お堀に向かってずらりと席が用意されているが、土曜日なのに誰もいない。

どこも空いている。4階には上村松園の『母子』、土田麦僊の『湯女』が展示されていた。日本の近代美術館だけあって、中身は濃い。見ごたえのある作品がたくさん並んでいた。

施設もすばらしい。アートライブラリーも、休憩室も完備されていて、お手洗いはウォシュレットになっていた。作りも広々としていて、上野に較べてゆったりとした感じだ。